関わったすべての人たちを笑顔に! NPO法人Harmony

新理事長ご挨拶
ハーモニー
ファミリークリニック院長
池谷真苗
理事長就任のごあいさつ
このたび、2026年7月に前理事長の逝去に伴い、理事長に就任いたしました池谷真苗です。
まずは、これまで17年間、法人の発展に尽力し、多くの利用者様、ご家族、地域の皆様、そして職員から厚い信頼を寄せられてきた前理事長に、心より敬意と感謝を申し上げます。また、前理事長は同時に、利用者様やご家族の皆様、職員から多くの温かい励ましや支えをいただいてきたからこそ生きてこられたことを、家族としてあらためて感謝申し上げます。
当法人は、前理事長が掲げてきた「関わったすべての人たちを笑顔に!」という理念を大切にしながら、生活介護、放課後等デイサービス、訪問介護事業を通じて地域福祉に貢献してまいりました。この理念はこれからも変わることなく、私たちの活動の原点として受け継いでまいります。
そして2026年秋には、前理事長が長年の思いとして大切にしてきた福祉運送事業が新たにスタートいたします。移動に困難を抱える障害のあるお子様やご利用者様にとって、移動は生活の可能性、自由と楽しみを広げる大切な手段です。福祉運送事業を通じて、皆様の「便利な手足」となり、安心して外出や社会参加ができる環境づくりを進めてまいります。
私たちの事業所は、利用される障害のあるお子様やご利用者様にとって、人生の多くの時間を共に過ごす「生活の場」でもあります。だからこそ、一人ひとりが笑顔で楽しく、自分らしく過ごせるようより一層努めてまいります。また、私自身、前理事長が闘病生活を送る中で、身近で支える立場として多くのことを学びました。どれほど長く深い関わりがあり、互いに理解し合っている関係であっても、その人自身が本当に望んでいることや、日々変化する思い・ニーズを丁寧にくみ取らなければ、最良の支援やケアにはつながらないのだということを、身をもって実感いたしました。
この経験を通じて、私たち支援者が「分かっているつもり」になるのではなく、ご利用者様一人ひとりの声や表情、日々の変化に真摯に向き合い、潜在的な思いや希望も含めたニーズの把握を、これまで以上に積極的に行っていくことの大切さを強く感じています。
また、福祉業界では人材不足が大きな課題となっています。そのような中で、数ある職場の中から当法人を選び、利用者様のために日々力を尽くしてくれている職員は、法人にとって何より大切な財産です。職員一人ひとりが安心して働き続けられるよう、ワーク・ライフ・バランスの充実を図るとともに、自ら考え、自らの軸で行動できる自律した人材の育成と、成長する機会を提供し、それぞれがやりがいを持って活躍できる職場づくりを進めてまいります。
さらに、近年は地震や豪雨などの大規模災害への備えも重要な課題となっています。当法人は、平時はもとより災害時においても、障害のあるお子様やご利用者様、そのご家族にとって安心して頼ることのできる地域の拠点であり続けたいと考えております。そのために、地域住民の皆様や関係機関、行政との連携を一層深め、地域とともに支え合える体制づくりに積極的に取り組んでまいります。
これからも、利用者様、ご家族、地域の皆様、関係機関の皆様、そして職員とともに歩みながら、「関わったすべての人たちを笑顔に!」という理念の実現を目指し、誠心誠意努めてまいります。
今後とも、変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。